自己肯定感を育む為の子育ての教訓を教えてくれる絵本*どうするジョージ![クリス・ホートン]
🐶 自己肯定感を育む為の子育ての教訓を教えてくれる絵本。
どうするジョージ!
作 クリス・ホートン
訳 木坂 涼
🐶 絵本のあらすじ。
飼い主のハリスと犬のジョージ。
犬のジョージは、お留守番をしている間、いい子でいると約束します。
ジョージはお留守番の間にあらゆる誘惑と困難に打ち勝つ事が出来るでしょうか?
ケーキなどのさまざまな誘惑に出会うたびに、
『どうする ジョージ! 』
というテンポの良いフレーズが繰り返され、子供たちも目をキラキラさせて次のページをめくる事でしょう。
🐶 この絵本から子育てに生かせる事。自己肯定感を育むって?
親御さん目線からこの絵本を読み解いていけば、自然と子育てに対する教訓の様なものも見えていきます。
ハリス=親、ジョージ=子供たちとして読んでみましょう。
子供たちだって、大人がいう『いい子』でいようと心では考えているのです。
でも、子供たちが誘惑や困難に打ち勝つためには、『厳しさ』や『言葉で伝えるだけ』ではなかなか打ち勝てないのです。
ハリスは、『良い子でいれなかったジョージ』を怒る事なく、外に連れ出します。 『ハリスは、ジョージの気持ちに寄り添う』のです。
結果として、ジョージは誘惑や困難に打ち勝つ力を身につけていくのです。
これが、自己肯定感を育む関わり方のポイントなんです。
失敗しても、見守ってくれる人がいる。だから、子供たちはチャレンジしていけるんですね! 親御さんに子育ての教訓のひとつとして心に留めて欲しい内容の絵本です。
🐶 作者のクリス・ホートンさんの紹介。
クリス・ホートンさんは、アイルランド生まれのデザイナー、イラストレーターそして絵本作家です。
この、『どうするジョージ!』のインパクトと温かみのある犬の表紙の絵もクリスさんが描かれた様ですね。
『A bit lost』……『 ちょっとだけまいご [ クリス・ホートン ]』は、2011年アイルランドを代表する児童書におくられるビスト最優秀児童図書賞、新人作家を対象とするエイリース・ディロン賞をダブル受賞しています。
クリスさんの絵本は、ボードブックタイプもありますので、小さいお子さんにもオススメです。 ボードブックタイプはこちら。 → どうするジョージ! [ クリス・ホートン ]
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mamaingより。
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